top of page

江戸時代前期の女性向け百科事典
おんなようきんもうずい 貞享4(1687) 奥田松柏軒 編纂 吉田半兵衛 画図 全五巻

◆江戸時代前期
『女用訓蒙圖彙』は、江戸時代前期に刊行された全五巻の女性向けの絵入り百科事典(往来物)です。当時の女性が身につけるべき知識や礼法、生活用品、衣装、化粧、髪型などを、豊富な挿絵とともに解説しています。
成立は貞享4年(1687)頃で、元禄元年(1688)版がよく知られています。
第三巻に当時の女性の着物や帯、髪型などが掲載されています。
元禄頃の女性の髪型とその名前が記された絵もあり、大変貴重な資料です。
これを見ると根結いの下げ髪や玉結びなど、まだ髷を結わない人も多かったようですね。
髱は首筋に添って長く垂れて、中期のような反り返る形はまだ見られません。
髷の形は素朴で、鬢は髱に添わせています。
大胆で華やかな着物や色々な被り物も描かれていて興味深いです。

出典/『女用訓蒙図彙 5巻』
京都大学貴重資料デジタルアーカイブhttps://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00013031










かぶろ
(かむろ)
介髻
やりて
遣師
ひやうこわけ
(ひょうごまげ)
兵庫曲
つのぐりわけ
(つのぐるまげ)
角髻曲

くわたうぐち
(かとうぐち)
火塔口
まるひたい
(まるびたい)
丸額
傾城
けいせい
傾城
かうがいわけ
(こうがいまげ)
楴枝曲
さげがみ
下髪

しまだわげ
(しまだまげ)
嶋田曲
こしよふう
(ごしょふう)
御所風
*翻刻に間違いがありましたらぜひご指摘くださいませ。
*見やすくするため元画像の明るさを調整しています。
bottom of page